12月27日の定休日は、仕事もほぼ落ち着いたし天気も良いので日帰りで山に行くことにした。 実はコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)を買い替えたので、試し撮りもしたかったのです。 今度のカメラは今まで気になっていた白飛びを少し押さえられ、尚かつ花を綺麗に撮れるかもしれないとの思いでパナソニックのDMC-TX1を買ってみました。 コンデジといっても機能満載で、ボタンを覚えるのが大変。今までも山中で無意識に他のボタンを押して、ピンぼけや露出が変わって失敗することがありましたが、更にボタンが増えてます。 27日、朝食を済ませ6時ごろ家を出発して、相模原ICから圏央道に入り、中央高速の河口湖ICで下りて本栖湖に向かう。 今日は、いこいの村キャンプ場から雨ヶ岳に登り、端足峠→竜ヶ岳→本栖湖から浩庵テント村へ自転車で戻るつもりでした。 しかし、本栖湖観光協会前の交差点を左折して東岸に向かおうとしたら「1.5km先 冬期通交止」と看板があったので自転車を使った周回を断念することになりました。 問題は雨ヶ岳への出発点となる「浩庵テント村」まで車が進めるかです。本栖湖岸をグルッと周り、南側にある浩庵テント村の前に到着しました。当然この先は通交止めです。 自転車を使った周回は出来ないが、雨ヶ岳から端足峠→竜ヶ岳と登り、端足峠に戻るコースの予定にしました。 8:14ごろ身支度を済ませ浩庵テント村前の空地を出発し、車道を5分位戻り「キャンプ場いこい村」の中に入り管理棟を右から回り込む。奥に進むと自然に登山道となる。 標識はないが、緩い登山道を30分ほど進むと佛峠と中之倉峠の分岐になる。この分岐から少しで佛峠だ。 佛峠から緩いアップダウンを数回繰り返すと御飯峠に到着。ここまでは、楽なハイキングでした。 御飯峠を過ぎ、ピーク1393mを通過した後、一旦下り、登り返しが急登に変わった。鞍部を通過したのが10:07ごろで、そこから結構な斜度を登りっぱなしだ。 急登に加え、風がとても冷たいし寒い。それと太陽が山頂方向にチラチラするが登れども一向に開けないし、展望も無いので心身ともに疲れが増す。 高度を上げるにつれ、斜面に積もった薄い雪が滑るので足元も注意しないといけない。 時々、立ち止まっては呼吸を整える小休止をしながら黙々と登る。 11:18ごろ、やっと雨ヶ岳山頂に到着。山頂は陽がさして今までと違ってかなり暖かい。雲が全くかかっていない大きな富士山も丸見えの山頂でご機嫌だ。 少し落ち着いたので、スポーツドリンクを飲もうとしたら何とシャーベットになっていた。今までもザックの両脇に着けて歩いていたが、飲み物が凍り始めたのは初めて! 確かに北陸地方では一日でかなりの積雪になったり、かなり寒い日が続いていたが、こんなに寒いとは思っていなかった。 冬のルートを検討する時は北面ルートは、なるべく避けるようにしなければと反省。 特別寒い日だから山頂の展望は、ピカイチだったと思います。新しいコンデジへの記録結果も楽しみです。山頂からの展望は、駿河湾から黒岳、三ッ峠山方向まで望めます。 当然、誰も居ない山頂でゆっくり昼食にする。 少しゆっくりした後、12:03ごろ端足峠に向かって下山を開始する。 登山道には薄い雪が凍っていたが、ザックに入っている四本爪アイゼンを出すまでもなく、端の方を歩き何とか滑らないで済んだ。ここで思い出したのは「スーパースノーアイスパッド」を持ってくるのを忘れていたことです。この位の時は簡単装着なので必然品でした。 薄い凍った雪も程なく終わり、木々の合間から濃い青色の本栖湖が見え隠れしていました。 13:02ごろ端足峠に到着。ここから竜ヶ岳を往復すると2:30位かかり、本栖湖の駐車スペースに戻れるのは16:30を過ぎてしまう。 雨ヶ岳まで時間が読めなかたったのもあり、暗い慣れない道下山するのは諦め、今回は竜ヶ岳にチャレンジするのは止めて、端足峠から下山することにした。 端足峠からの登山道は明瞭で、それほどキツくもない下山で14:03ごろ浩庵テント村に戻ることが出来ました。 帰りは時間がタップリあったので、朝方確認しなかった本栖湖東岸を通交止め箇所まで進んでみました。東岸にある本栖湖キャンプ場の脇に竜ヶ岳登山者用の駐車場も見つけました。 帰りは、山中湖→道志村と高速道を使わないで帰宅しました。 |