赤岳
 (あかだけ)      ホームへ   
  マーク
マップ のろのろハイク(赤岳 編)

登山日       2008年9月10日

赤岳標高      2899m

歩行距離      13.2Km

累積標高差     1275m

登山口        長野県茅野市

駐車場        赤岳山荘有料駐車場
      
行者小屋 赤岳
行者小屋   8:13 目指す赤岳
ハシゴ 地蔵尾根
地蔵尾根はハシゴが多い 地蔵尾根の途中で振り返ると、行者小屋が見える
横岳 尾根
地蔵尾根の途中から横岳を見上げる 尾根に出た。地蔵仏と横岳   9:31
赤岳展望荘 コマクサ
手前に赤岳展望荘、山頂近くの小屋も見える 赤岳展望荘の近くに咲いていたコマクサ
山頂間近 分岐
山頂間近、急登にあえぐ 山頂手前にある県境尾根への分岐
山頂 権現岳
赤岳山頂に到着    10:48 山頂から見る権現岳、右手に編笠山
赤岳 コケモモ
赤岳を少し下ったところから振り返る コケモモの実
赤岳 中岳
中岳の近くで赤岳を望む 中岳山頂
阿弥陀岳 横岳
中岳ノコルから阿弥陀岳を見上げる 行者小屋と赤岳鉱泉の間で横岳を見上げる
キオン 赤岳鉱泉
キオン 赤岳鉱泉
トリカブト 沢
トリカブトが沢山咲いていた 赤岳鉱泉から流れる沢は赤く染まっている
ウメバチソウ 駐車場
ウメバチソウ 赤岳山荘の駐車場

9月10日の定休日は、晴天の予報だ。以前から八ヶ岳の「赤岳」に登ってみたかったので目的地は、決まっていた。
仕事も一段落したし、商店会の行事も大きな行事は暫く無いので、この日を逃したら、悔いが残ってしまうと、9日の仕事を手際よく片付け21時に、家を出ました。

毎回、同じパターンで現地の駐車場に行って、仮眠をして登山を開始するのですが、美濃戸駐車場が有料で、「おばさんが集金に回って歩く」とネット検索で書いてあったので、今回は小淵沢インターで下り、直ぐ近くにある「道の駅」で仮眠をすることにした。
美濃戸駐車場6時に着きたいので、AM4:30にアラームをセットして寝る。それにしても、えらい寒い。もちろん暖房を入れるほどでは無いが、座間とはえらく違うものだ。

4:30にアラームで目が覚めるが眠い。も~う少し寝たい・・・。おっと、そんなことをしていたら、行程の長い計画なのに間に合わなくなってしまうと、踏ん張って目を覚ます。
朝食を済ませ、5:30に道の駅を出発。朝早いのと、田舎道だから、バス停終点の美濃戸口までは、スイッと15分、それからは、すれ違い困難なガタガタ道を腹を擦らないよう、ゆっくり走り15分。

すると、まず「やまのこ村」が現れた。ここも有料駐車場がある。その直ぐ先に赤岳山荘が経営している駐車場が見えた。『奥の方から駐車して下さい』の看板に従って、山側に止めた。
平日なのに結構、止めてある。ガラスが露で曇ってるのが殆どなので、山小屋止まりなのでしょう。

登山靴を掃き終わるか終わらないうちに、ちゃんと集金のおばさんが、廻ってきた。日帰りだと告げるて1000円を払う。領収書みたいのを「運転席の見えるところに置いといてね」と、次の車の所に行った。

6:10頃駐車場を出発。少しヒンヤリした中を歩き始めるが勾配がきつくないので、楽々だ。ただ、行者小屋に直接向かうコースは、歩きやすいとは言えない。まだ良く目が覚めてなかったのか最初の沢渡りを、間違って石の上を飛び越えて行くものと思い、石の上に足を掛けた瞬間、ツルッとすってんころりん。
左の腰あたりが水に浸かってしまいました。あ~、まだ体も温まっていないのに~(-_-;)。
周りを良く見ると直ぐそこに丸太が3本、沢に掛かっているじゃありませんか

冷たいなぁ~と、ズボンとパンツを引っ張りながら、そのうち乾くべやぁ~、と歩くが、東に大きい山があるので7時過ぎても明るくならない感じ。うっそうとした木々の合間が抜けたところから、近くの山を見ると日が当たっている。ここも早く当たって欲しい。
地図では約2時間で、行者小屋に着く筈なんだけど、と時計を見ると8:10だ。ちょっとペースが遅いのかなと思いつつ、一休み。そしたら、下ってきた人が直ぐそこに行者小屋がありますよ、と教えてくれた。なんと、2分も歩かないで行者小屋に着いた。

さっき、休んでしまったので、カメラに風景を納めて直ぐに出発。ただ、ここから赤岳を目指すコースが2本ある。「地蔵尾根コース」と「文三郎尾根コース」である。先に出ていった若者は、「文三郎尾根コース」に向かっていった。私は「地蔵尾根コース」を選択していたので、そちらに向かった。
ここからがきつい登りになってきた。赤岳と横岳を結ぶ尾根道に出るのだが、ハシゴとクサリの連続だ。

尾根に出ると、直ぐに「赤岳展望荘」がある。何本もの風力発電機があるが、風が弱いせいかどれも廻っていない。それと風車が無くなっているのやら曲がっているのやらと、まともな風力発電機の方が少ないようだ。

「赤岳展望荘」の横を抜けて行くと、赤岳が直前に迫ってきた。ここまででも大夫体力を消耗したのに、この勾配はきついぞ。5分進んでは、3分休み、こんな感じで、はぁ~はぁ~喘ぎながら登りました。長い行程の後の急勾配は、きつい。頂上に着いたのは、10:40でした。頂上には、赤岳頂上小屋があり、その前のベンチでみんなくつろいでいました。
本当に今日は、晴天なので、遠くまで良く見える。ただ、どれが何という山かは、分かりません(^_^;)。唯一霞んだ中に見える富士山は分かります。もちろん、近くの八ヶ岳山麓は分かりますよ。

次に、阿弥陀岳を目指して歩きましたが、中間にある中岳を登るのにも難渋している。ここで昼食を済ませかなり休んでから、出発したのですが、阿弥陀岳を見ただけで、もう気力も体力もないと諦めました。中岳ノコルから行者小屋を目指し、下ることにしました。

行者小屋で水をペットボトルに入れて赤岳鉱泉小屋経由で下ると、登っていった道と違い色々な花が咲いていました。やはり、同じ道を通らないようにするものですね。赤岳鉱泉を過ぎると、山道の至る所にヤマトリカブトが今が盛りと咲いていました。 

 

Copyright (C) 2013     亀男    Zama / Kanagawa          PageTop