会津駒ヶ岳
 (あいづこまがたけ)      ホームへ   
マーク
マップ のろのろハイク(会津駒ヶ岳編)

登山日       2015年8月12日

会津駒ヶ岳標高  2132m

歩行距離      13.8Km
              
累積標高差     1376m
               
登山口        福島県檜枝岐村

駐車場        村営グランド無料駐車場

車中泊所      道の駅「番屋」 
駐車場 登山口入り口
村営グランド駐車場入口    8:11 県道から滝沢登山口への入口      8:15
林道終点 登山口
林道終点の駐車場 滝沢登山口         8:45
ベンチ 水場
登山道ほぼ中間のベンチ    10:15 ベンチから2~3分下った所にある水場
フジアザミ 山頂が
フジアザミ 木々の合間から山頂が見えてきた   11:09
イワイチョウ ベンチ
イワイチョウ あと少しで小屋、ベンチ場で駒ヶ岳を望む  11:32
キンコウカ オトギリソウ
キンコウカ オトギリソウ
もう少しで小屋 ベンチ
駒ノ小屋が大きく見えてきました   11:47 小屋手前のテーブル席    11:55
駒ノ大池 ハクサンコザクラ
駒ノ大池の周囲はお花畑が続く ハクサンコザクラ
アキノキリンソウ ミヤマリンドウ
アキノキリンソウ ミヤマリンドウ
山頂 展望図板
会津駒ヶ岳山頂   12:26 山頂にある展望図板
山頂から下山途中 ハクサンフウロ
山頂から少し戻った所から小屋を望む 12:52 ハクサンフウロ
ミヤマコウゾリナ ホツツジ
ミヤマコウゾリナ 赤系ホツツジ
大津枝峠方面 ツリガネニンジン
駒ノ小屋から10分位の所、峠方面を望む  13:23 ツリガネニンジン
ネバリノギラン ホソバノキソチドリ
ネバリノギラン ホソバノキソチドリ
オオバキボウシ 駒ヶ岳方面
オオバキボウシ 駒ヶ岳を望む。良く見ると小屋も見える   14:10
登山道 大津枝峠
登山道の周りには池塘が点在している 大津枝峠到着    14:45
燧ヶ岳 カニコウモリ
大津枝峠から燧ヶ岳を望む カニコウモリ
ツバメオモト ホツツジ
ツバメオモトの実? 白色系ホツツジ
ソバナ キリンテ登山口
ソバナ キリンテ登山口に到着    16:41

 

8月12日は夏休み初日の日だが14日がお盆の棚行日となっているので2日間だけの連休が取れる。ただ、天気予報が思わしくなく13日は雨が降りそうなので、比較的良さそうな会津駒ヶ岳と近くにある帝釈山に予定を組んだ。一応この地域の13日は曇りとなっている。

11日の18時前に東北道に向けて出発したのだが、普段この時間帯に都内に向けて走っていないので混雑度合いが読めていなかった。東名の横浜町田ICまでも少し時間をとられ、大橋JCTを通過した途端にノロノロ運転を強いられてしまった。
やはり、都内を通過するのは難行だ。早く関越道が東北道に繋がってくれれば良いのだが。それでも東北道はスムースに走れ西那須塩原ICで降りた。
塩原温泉を通過して福島県に入ってすぐの道の駅「番屋」に23時前に到着。この道の駅は2011年に燧ヶ岳を登った時に使って車中泊に適当だったので、また使わせてもらいました。

今回の会津駒ヶ岳は、久しぶりに自転車を使い滝沢登山口→駒ヶ岳→大津枝峠→キリンテ登山口→自転車のコースで登ることにしました。
一般的には滝沢登山口近くに駐車するのでしょうが、下山後にまた車道を登っていくのはとても辛いので県道近くに駐車したいと思って探すと村営グランドの駐車場を使えるとあり、願ったりかなったり。
夏の疲れもあるし、いつものように日帰りじゃないので、5時にタイマーをセットして寝る。

朝食後、道の駅を出発し檜枝岐村を通過してキリンテ登山口に自転車を置き、Uターンして檜枝岐村グランドを探し車を駐め身支度をして8:10頃出発する。
登山口への車道を進むと途中からショートカットの登山道もあり、30分くらいで終点に到着。ここの駐車場は、あまり広くないので車道の脇に路駐している車が沢山あり、駐める余地が無さそうな感じでした。もしちょっと遅い時間になってしまったと思ったら、村営グランドの駐車場を使った方が安心して登山が出来ると思いました。

登山道は勾配もきつくなく石も少ないので、とても足に良く比較的楽な登山となりました。でも、風が殆ど無いので暑いが大きな木の中を歩くので少しだけまし。
10:15ごろ、中間的な位置にあるベンチが出てきました。休んでる方に「このすぐ下に冷たい水が出るところがあるよ」と教えて貰ったので、ちょっと見てくることにした。2分くらい下った所に細い塩ビ管の先からチョロチョロと水が流れていた。水はとても冷たく、今までの湧き水の中で一番冷たい水だと思う。これだけ冷たくなる要因は何かと考えながらベンチに戻る。

ベンチを過ぎた頃から登山道脇にアザミを多く見かけるようになり、イワイチョウも多くなってきた。右手が少し開けてくると山頂らしき草原で囲まれた山が見えてきた。多分あれが会津駒ヶ岳なのだろう、と思っているうちに休憩地が現れる。
周囲に小さな花が沢山咲いている。花を撮りたくてベンチ脇の板から足を踏み出して撮っていたら注意されてしまった。そうですね、少しのことでも大勢が踏み出していれば、簡単に荒れ地になってしまいますよね。すみませんでしたm(_ _)m

駒ノ小屋が見える頃になると、尾瀬ヶ原と同じような感じだし急登もなくのんびりした雰囲気に飲み込まれる。
11:55ごろ小屋の手前にあるテーブル席には多くの登山者がお弁当を広げて楽しんでいる。山頂まであと少しと右に曲がり木道を進む。
駒ノ大池の周りには、ハクサンコザクラが群生しているし、他の花達もカメラに納めるので忙しく、なかなか先に進めない。

12:26ごろ駒ヶ岳山頂に到着したが周囲は笹藪が高く展望が良いとは言えない。雲が多いので近場の山も見えないからなおさらでしょう。
山頂も狭いし誰もいないなか唯一のベンチを陣取り、おにぎりを頬張る。空身で登ってきた若い家族が帰ってからは、誰も登ってこないので、ちょっと寂しい山頂で昼食を終えて、小屋に向かって下山をする。

13:14ごろ、あまり大きくない駒ノ小屋の前を通過して大津枝峠を目指して登山道を歩く。こちらの登山道は、少しローカル的になるが決して歩きにくいことはない。アップダウンも少ないし花が圧倒的に多い。最初、ペアの登山者を抜いて先に進んだのですが、花の撮影でかなり時間をとり、抜き返された後もかなり離されてしまった。
リンドウの蕾が沢山あったので9月初旬には、リンドウの花道が出来るのではないかと思います。

14:45ごろ大津枝峠に到着。先ほどのカップルも休憩をしていた。ちょっと休憩をしてキリンテ登山口に向かって下山を始める。
こちらの登山道に入ると花は少なくなってきたので、ひたすら下っていくが、こちらも急なところはなく、とても楽な登山道です。
マップのコースタイム通り16:41ごろキリンテ登山口に到着。
ここからは、自転車で軽くペダルを踏み込むだけで進むし、風が体を冷やしてくれるので最高の気分で駐車場に向かう。

檜枝岐村の中を進んでいる内、気になったのは多くのお墓が家の隣に建っている事である。それは、庭にお墓があるのと同じ。一般的には墓地は村の一画に共同の墓地を作るのでしょうが、雪国ならではの理由があるのでしょうかね?

車に戻り、道の駅に戻る前に日帰り温泉によって汗を流そうと駐車場から700m進んだ所の温泉に行ってみた。
入口に「アブがいるので気をつけて」と書いてあるのは目に入ったのですが、洗い場以外は露天風呂なのでアブがブンブン飛んでいてとてもゆっくり入っている気分になれなかった。
肩まで湯につかっていて痛いと思うと首を攻撃されている。タオルを振り回して何匹も殺したがキリがない。普段でも「カラスの行水」なんですが、こんなに超特急で風呂を出たのは初めてでした。
牛舎や豚舎も見かけなかったので、アブがこんなに大量発生しているのは、異常に鹿やイノシシが多くなっているせいかもしれないですね。
丹沢のように早くネットを設置しないと・・・、と思いました。

再度、道の駅「番屋」に戻り翌日登る帝釈山への道順や周辺の天気予報を調べ、寝るが今夜は蚊に入られたようで足が痒くてなかなか寝付けない。車中泊用の蚊取り線香が絶対必要だと思いながらウトウトしている内、雨が降ってきた。

13日、5時に起きるもかなりの雨、また寝て6時になるが小ぶりななったが登山が出来る状態ではないと判断。朝食を済ませ帰宅することになった。宇都宮付近では晴れ間が出てきた。残念。 

 

Copyright (C) 2015     亀男    Zama / Kanagawa          PageTop